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A carrot-family seed that recalls sweet herbal confectionery
Anise is the fruit of a Mediterranean annual in the carrot family. It shares a name and a scent with star anise, but they are entirely different plants.
It has long been used in baking and in liqueurs. Pastis, ouzo, arak. Most countries around the Mediterranean have a spirit made with anise.
Sweet. That, and little else. There is almost no bite and almost no bitterness. This purity is the mark of anise; set beside star anise and fennel, its sweetness is the most straightforward.
The sweetness comes from a single component that makes up most of the essential oil. Licked, it holds no sugar sweetness, yet by scent alone it reads far sweeter than sugar. It is one of the few materials that can raise the impression of sweetness without adding sugar.
And it chooses its partners. It suits vegetables, meat and fish hardly at all. Fruit, baked sweets, drinks. A rare spice, given over to the sweet side of cooking.
Where the scent goes
Similar in scent
Unexpectedly close
アニスの甘さの成分は、フェンネル・スターアニス・タラゴンと共通しています。ただしアニスは、そのなかで最も甘さの純度が高い。使い分けの基準は「どれくらい甘くしたいか」です。
Lifts it
Strengthen the liquorice sweetness
Lean woody
Pair with bitterness
甘さだけの種子と、辛さの実。用途が正反対ですが、香りの成分を三つ分け合っています。焼き菓子に胡椒をひと挽き、という手が成立するのは、この近さがあるからです。
デザート専用のような甘さと、ジンの松やに。まるで別世界ですが、こちらも三つ共有しています。アニス系のリキュールとジンが同じ棚に並んでいるのは、偶然ではないのかもしれません。
同じ甘さの成分を持つ三者。ただし束ねると甘さが飽和します。二つまで、と決めておくと失敗しません。
甘さの下に温度を敷く方向。アニスの甘さは平坦になりやすいので、この二つが入ると立体になります。
甘いだけにしないための方向。菓子ではなく料理でアニスを使いたいとき、この二つが橋になります。
アニスの甘さとカカオの土っぽい苦み。菓子の世界で古くからある組み合わせで、どちらの角も立ちません。
When to add it
はじめ、油かアルコールに
ホール
甘い香りが溶け出す。水だけではほとんど出ない。
生地に練り込む
パウダー
焼いても香りが残る。菓子でいちばん確実な形。
最後、砕いてふる
粗挽き
甘い香りがまっすぐ立つ。
甘さの成分は水に溶けません。油かアルコールが要る。ワインやリキュールで煮る料理と相性がよいのは、この性質のためです。
粉と一緒に混ぜ込みます。焼き菓子でアニスが定番なのは、加熱に比較的強いからです。粒のまま入れると噛んだときに弾けます。
火を止めてから。りんごや洋梨のコンポートに散らすと、砂糖を足さずに甘さの印象が上がります。
甘さの印象を上げられるので、砂糖を減らしたいときの助けになります。ただし他のリコリス系と重ねると一気に飽和します。
りんご、洋梨、いちじく、栗、チョコレート、クリーム。それにパンと焼き菓子。甘い側の料理に特化しています。もともと甘い香りを持つ食材と組むと、その甘さが増幅されます。
野菜、魚介、肉には向きません。これはアニスの弱点ではなく、性格です。料理に使いたいならフェンネルのほうが素直です。
りんごのアニス煮。くし形に切ったりんごに砂糖を少しと白ワイン、アニスを小さじ1/2。弱火で煮るだけです。砂糖の量は控えめでも、十分に甘く感じます。
小さな灰緑色の粒で、細い筋が入っています。フェンネルより小さく、キャラウェイより丸い。
ホールなら二年ほど保ちます。パウダーは半年で落ちるので、ホールを買って使う直前に砕くのが確実です。
密閉して冷暗所へ。菓子作りの頻度で使い切れる量を選んでください。
Inspiceがアニスを使っているのは、2つのブレンドだけです。スターアニスの13に比べると、ずっと少数派です。
スパイスカレーではNo.2にスターアニス、No.3にアニスと打ち分けてあります。同じシリーズの隣り合う番号で、別の植物を使っている。No.3は「たべるブーケガルニ」と呼んでいるハーブ寄りの一本で、ここには華やかさより素直な甘さが必要でした。
そのNo.3では、アニスとナツメグをまったく同じ重さで置いてあります。甘さと温かみを、対等に並べた配置です。
Anise is in 2 Inspice blends. The tiers below come from the order of the ingredient list. The strength of a scent varies enormously between materials, though, so a small amount can still speak loudly.
別の植物です。アニスは地中海原産のセリ科の種子、スターアニスは中国原産のマツブサ科の果実。甘さの成分が共通しているので香りは似ていますが、類縁関係はありません。スターアニスのほうが華やかで複雑、アニスのほうが素直な甘さです。
使えますが、得意ではありません。アニスは果物や焼き菓子といった甘い側に特化しています。料理でリコリス系の香りが欲しいなら、フェンネルのほうが向いています。
甘味そのものはありませんが、甘さの印象を上げることはできます。りんごのコンポートやヨーグルトに少量加えると、砂糖を減らしても物足りなくなりません。
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