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チャイの6種類は何が違う?|同じ12種の幹に、重ねた素材で分かれるCHAInstant

チャイの6種類は何が違う?|同じ12種の幹に、重ねた素材で分かれるCHAInstant

InspiceのチャイCHAInstantは6種類あります。違いは「足したもの」だけです。6種とも、同じ12種のスパイスと茶葉と赤糖を幹にして、そこへ1つから4つの素材を重ねています。増やした素材はあっても、減らした素材は一つもありません。だから、どれを飲んでも、どこかに同じ顔があります。

6種は、引き算ではなく重ねでできている

まず幹から。CHAInstantの全6種に共通する原材料は、カシアカルダモン馬告クローブフェンネルアクナビジンジャートンカ豆スターアニステリーチェリーブラックペッパーチムールナツメグコリアンダーの12種のスパイスに、ブルックボンド社のタージマハルティーの茶葉、赤糖、ごく少量の岩塩です。

スタンダードのCHAInstantは、この幹そのものです。何も足していません。ほかの5種は、この幹に素材を重ねて作ります。幹から引くことはしないので、6種を飲み比べると、重ねた素材の輪郭だけが浮かび上がります。

チャイの原材料に「シナモン」はありません。Inspiceが使うのはカシアで、原材料表にもそう書きます。二つの樹皮の違いは別の記事にまとめています。

チャイの6種類は何が違う?|同じ12種の幹に、重ねた素材で分かれるCHAInstant

涼から熱へ、6つの顔

6種を、香りの温度で左から並べます。涼しいほうからMINT、Yomogi、真ん中に幹のスタンダード、あたたかいほうへGolden、CACAONIBS、HotBoost。

MINT ── 涼

重ねた素材はイエルバブエナ、ペパーミント、シナモンバジルの3つ。2種のミントとシナモンバジルで、涼やかで清々しい香りが先に立ち、軽い余韻が残ります。初夏の朝の風。よく冷ましてから氷を加える一杯に、いちばん向いています。

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Yomogi ── 青

重ねた素材はよもぎ1つ。沖縄・やんばるを中心に、農薬も化学肥料も使わずに育てられたBLUMOGIのよもぎです。澄んだ青香が立ち上がり、スパイスの温かさと溶け合います。刺激は強くありません。気持ちを切り替えたい午後に。

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CHAInstant ── 幹

何も足していません。馬告の柑橘、トンカ豆の甘い香り、カシアの樹皮。12の名前をいちばん見つけやすいのが、この一杯です。朝いちばんに。迷った日に。

チャイの6種類は何が違う?|同じ12種の幹に、重ねた素材で分かれるCHAInstant

Golden ── あたたか

重ねた素材はターメリック、バニラビーンズ、ロングペッパーの3つに、カルダモンを増やしています。ミルクに溶けた瞬間に黄金色になりますが、ターメリックは色のためではなく、香りと温度感の軸として置いています。バニラはウガンダ産の生のビーンズ。人工の甘さではなく、素材の丸みです。穏やかに始めたい朝や、一日の終わりに。

チャイの6種類は何が違う?|同じ12種の幹に、重ねた素材で分かれるCHAInstant

CACAONIBS ── 濃く

重ねた素材はローストカカオニブ1つ。上質なカカオの香りが12種と溶け合う、大人の一杯です。ほんのりビターで、飲むたびにチョコレートの世界に近づきます。夜、甘いものの代わりに。

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HotBoost ── 熱

重ねた素材はフランス・バスクのエスペレット産唐辛子と、辛味の強いブラックペッパー。さらにジンジャーとナツメグを増やしています。飲み込んだあと、芯から熱が灯ります。寒い日に。元気をチャージしたいときに。

チャイの6種類は何が違う?|同じ12種の幹に、重ねた素材で分かれるCHAInstant

原材料表から、幹を読み取る

「同じ幹」は言葉だけではありません。原材料表は重量の多い順に並びます。6種のパッケージを並べて読むと、幹がそのまま残っていることが三つの場所で見えます。

一つ目は、先頭です。6種とも、いちばん多い素材は赤糖です。赤糖は甘さだけでなく、焦げた香ばしさの土台を受け持っています。重ねた素材がどれだけ個性的でも、一杯の土台は6種で同じです。

二つ目は、隣り合う組です。幹のスタンダードでは、カシアとトンカ豆、ナツメグとコリアンダー、ブラックペッパーと岩塩──この三つの組を、それぞれまったく同じ重さで置いています。だからカシアとトンカ豆は、6種すべての原材料表で必ず隣り合って並びます。甘い樹皮と、桜の葉に似た甘い豆が、対になって幹を支えています。

三つ目は、終わりのほうにいる馬告です。台湾の山胡椒で、レモングラスに似た柑橘の香りを持ちます。原材料表の終わりのほう、量としてはほとんど無いのに、この香りを担うのは馬告だけです。6種のどれを飲んでも、後味に同じ柑橘が残るのは、この一つが幹に残っているからです。

チャイの6種類は何が違う?|同じ12種の幹に、重ねた素材で分かれるCHAInstant

12の名前を、一杯の中で探す

幹の12種は、それぞれ立つ場所が違います。カルダモンは、熱い一杯の中のひとすじの涼しさ。ジンジャーは、飲み込んだあとに残る乾いた辛さ。フェンネルアクナビとスターアニスは同じ方向の甘い香りで、前者が軽く、後者が低く響きます。クローブは茶葉と組んで、チャイをチャイの香りにする一本。チムールはネパールの山椒で、柑橘の香りとごく弱いしびれを置きます。

名前がついた香りは、次の一杯で少し前に出てきます。スタンダードで12の名前を覚えてから、ほかの5種に移ると、重ねた素材がどこに割り込んでいるかが分かります。飲み比べは、ここからが楽しくなります。

Inspiceが6種をこう組んだ理由

幹から引かないのは、飲み比べのためだけではありません。工房では香りを0.01g単位で量り、舌で確かめて、分子で裏を取ります。幹を一度決めたら、重ねる素材のほうを幹に合わせて選ぶ。Goldenのカルダモン、HotBoostのジンジャーとナツメグのように、幹の側の素材を増やすことはあっても、減らすことはしません。幹を削らないほうが、重ねた一つの素材が何をしているかを、作る側も飲む側も正確に見られるからです。

6種とも、ホットのほか、よく冷ましてから氷を加えればアイスになります。順番はこれだけです。牛乳のほか、豆乳でも作れます。1パックで220mlの一杯です。

チャイの6種類は何が違う?|同じ12種の幹に、重ねた素材で分かれるCHAInstant

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よくある質問

Q. CHAInstantの6種類は、何が違うのですか?
A. 足した素材だけが違います。6種とも同じ12種のスパイスと茶葉と赤糖と岩塩を幹にして、MINTは2種のミントとシナモンバジル、Yomogiはよもぎ、Goldenはターメリック・バニラ・ロングペッパー、CACAONIBSはカカオニブ、HotBoostはエスペレット産唐辛子とブラックペッパーを重ねています。スタンダードは幹そのものです。

Q. はじめてなら、どれから選べばいいですか?
A. スタンダードから。幹の12種の香りをそのまま覚えられるので、次にほかの5種を飲んだとき、重ねた素材の違いがはっきり分かります。涼しい香りが好きならMINT、あたたかい香りが好きならGoldenが次の一杯です。

Q. アイスチャイや豆乳でも作れますか?
A. 作れます。6種とも、ホットで作ってよく冷ましてから氷を加えればアイスになります。氷を先に入れるのではなく、冷ましてから氷の順番です。牛乳のかわりに豆乳でも作れます。

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