SN2で作る「ピルピル仕立ての鱈と豆のココナッツミルクカレー」

2021年10月27日

ピルピル仕立てで鱈の旨みをじっくりと引き出した濃厚カレーソース。プリプリ食感。冬のスパイスカレー。

SPICE CURRY SPICE PACK［スパイスカレースパイスパックのシンフォニーナンバー2（SN2）］で作る「ピルピル仕立ての鱈と豆のココナッツミルクカレー」です。

「ピルピル」とはスペイン・バスク地方の伝統料理。鱈（タラ）を長時間かけてオリーブオイルで熱を加え、旨味とゼラチン質を出す調理法です。これがまたとっても美味しくお酒も進むんですよね〜😊そんな鱈の旨みを余すことなく引き出すピルピルの調理法を活用し美味しいフィッシュスパイスカレーに仕立ててみたいと思い作ってみました。結果大成功♪ 絶品な一皿が出来上がりました👨‍🍳

材料（4人前）

SN2／スタータースパイス（ホール状の袋）：1袋
SN2／パウダースパイス（パウダー状の袋）：1袋
玉ねぎ：1個
トマト：1個
ニンニク：２片程度をスライス
鱈（タラ）：200~300g程度（スーパーに並ぶ切り身タイプのものを今回使用）
ひよこ豆：1缶
ナンプラー：小さじ2（醤油でも代用OK）
ココナッツミルク：200ml
水：100ml
EXVオリーブオイル：鱈の切り身が半分ほど浸かる量を鍋に加えます。多すぎるとオイリーな仕上がりになってしまうのでご注意を。
レモン：適量（酸味を効かせたい場合はお好みで使用）
パクチー：適量（トッピングでお好みで使用）

下準備

「ニンニク」をスライスする
「玉ねぎ」をスライスカット（半分に切ったものをもう半分にカットし、スライス）
「トマト」をぶつ切りにしておく
「鱈」に骨がある場合は取り除き、分量外の塩を少々揉み込んでおく。

作り方

今回は、鍋とフライパンを使い「鱈のピルピル」と「スパイスカレーソース」をそれぞれ作ってから、最後に合体させる調理工程となります。どちらも同じくらい時間がかかるので、できれば同時進行で進めていきましょう。

スパイスカレーソース作り

フライパンに「オリーブオイル」を入れて強火にかけ、油が温まってきたら「玉ねぎ」を加え差し水をしながら飴色になるまで12分ほど加熱する。
飴色になったら「トマト」を加え、熱を通しながらペースト状にし、全体を混ぜ合わせる。
ドロっとしたペースト状になってから、「パウダースパイス」を２／３程度加えて、パウダースパイス自体に火を通すイメージで炒め合わせる。

パウダーは少し残して、最後に加えることで、スパイスの香りが引き立つカレーに仕上がります。
以上で完成。火から下ろしておきましょう。

鱈のピルピルの作り方

鍋に「EXVオリーブオイル（鱈の切り身が半分ほど浸かる量）」を入れて弱火にかけ、油が温まってきたら「スタータースパイス（ホール状の袋）」を投入する。
「フェンネル（緑色の粒）」からシュワシュワと気泡が出てきたら、スライスした「にんにく」を加え、60秒ほど炒める。
「鱈（タラ）」を入れ、極弱火でゆっくり温める。※タラの皮から白い泡と液体がポコッポコッと出る状態を保つ。熱くなりすぎたら火からおろして温度を調整。

極弱火で熱を加えるのがポイントです。タラの水分とオリーブオイルを攪拌して乳化させ、タラのゼラチン質でソースを固めます。
約15分ほど、極弱火でタラに火を通してから、タラを鍋から一旦取り出す。
鍋に残ったオリーブオイルとエキスを菜箸などでよく混ぜ、しっかりと乳化させる。（混ぜていると、だんだん白濁化して固まってきます）
別のフライパンで作った「スパイスカレーソース」を鍋に加え、混ぜ合わせる。
「ひよこ豆：1缶」「ナンプラー：小さじ2（醤油でも代用OK）」「ココナッツミルク：200ml」「水：100ml」「（残りの）スパイスパウダー」を加えて混ぜ合わせ、中火にかけ、ひと煮立ちしたら弱火にし「鱈（タラ）」を鍋に戻す。
鍋に蓋をして、３分間煮込んで完成。
味見をし、塩見が足りない場合は塩で調整しましょう。