香りが心をほどく。ひがし茶屋街の裏路地にあるスパイスの秘密基地

香りが心をほどく。ひがし茶屋街の裏路地にあるスパイスの秘密基地

香りは、心の奥に火を灯す──INSPICEが目指す「スパイスのある暮らし」とは

スパイスの力は、ただ料理の味を深めるだけではありません。
それは、暮らしの空気を変える力を持っていると、私たちは信じています。

金沢・ひがし茶屋街。


INSPICE KANAZAWAという実店舗があるのは、観光地の喧騒を少し外れた、静かな裏路地です。そこに流れるのは、金沢らしい和の空気と、かすかに異国の香りが混じりあった“静かな違和感”。

この地に店舗を構えたのは、「香りという目に見えないものを、空間ごと体験してもらいたかったから」。

スパイスは、その場の空気を変え、気持ちの在り方までも変えてくれる。
五感を開放するような、その感覚を届けるには、スクリーンの向こう側では足りなかった。

店舗では、商品を買うだけでなく、「香ること」そのものを楽しんでいただけるよう、調香体験やテイスティング、オリジナルレシピの提案も行っています。

私たちが目指しているのは、「日常の延長にある、ほんの少しの非日常」。
それは、特別な日の演出ではなく、**ふだんの食卓に訪れる“小さな感動”**のようなものです。

香りが立つと、心がほどける。
食卓が整うと、気持ちが整う。

INSPICEが届けたいのは、「おいしい」だけではなく、「うれしい」「たのしい」「ほっとする」そんな感情のある食卓です。

スパイスがあることで、料理が変わり、日々の気分が少しだけ前向きになる。
それは、ほんの些細な変化かもしれないけれど、積み重なると、人生の輪郭までもが変わっていくように思うのです。

だからこそ、私たちはこれからも「香りとともにある暮らし」を、静かに、丁寧に、提案していきたいと思っています。

楽しい、嬉しい、美味しい毎日を。

INSPICE 西村 祥

>> 【前編】スパイスの魔法に魅せられて。料理好きのひらめきが生んだ新しい調味料体験
>> 【中編】ただの調味料じゃない。金沢発・INSPICEがつくる“香りのある食卓”の秘密

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