香味料の楽しみ方は、ひとつではありません。ディッシュは、ふる。スパイスカレーは、つくる。チャイとベチバーは、淹れる。the cocoaは、溶く。シリーズごとに違う動詞に、私たちが4年間ためてきた使い手の知恵を添えました。買ったあとに、何度でも帰ってくるページです。
134本の読み物と、100品のレシピに、つながっています。
冷蔵庫にあるもの、今日の気分。それだけで、香りの組み合わせをひとつ提案します。レシピを覚えなくても、料理は変わります。
ディッシュ、フレアライン、ホットスパイス。同じ「ふる」でも、三つのシリーズで意味が違います。いつふるか、どこでふるか。それだけで、一皿の設計が変わります。
登場する商品
下味にも、調理中にも、仕上げにも。無塩・無添加・100%植物由来だから、量を気にせず、どの工程でもふれる万能選手です。塩を控えた野菜炒めにひとふりすれば、香りの層が立ち上がり、調味料は必要最低限でいい。「足す」調味料から、「香る」調味料へ。
ディッシュを詳しく →炒める、煮る、焼く、漬ける。フレアラインは仕上げより、調理の途中でふって火を通すと真価が出ます。ハバネロは主役ではなく、香りをひらく導火線。少なくふれば香りの輪郭、しっかりふれば芯のある熱。量で、熱を描くシリーズです。
誕生の物語を読む →できあがった一皿に、仕上げの辛味。旨辛は唐辛子と陳皮の旨み、痺辛は四川青山椒と飛騨高原青山椒の痺れ。鍋はひとつのまま、辛くしたい人の皿にだけふる——家族の「辛さの分岐点」を、皿の上に置けるシリーズです。
今夜の肴、三品を見る →ごはん、卵、サラダにひとふりして混ぜるだけ。熱を加えない分、香りがいちばん素直に残ります。
向いているシリーズ:ディッシュ全般
唐揚げや焼き魚の下味に、素材へ薄くまとわせて。焼いた瞬間、衣の内側から香りが立ちます。
向いているシリーズ:ディッシュ/フレアライン
スープや煮込みの途中で加えて、香りに火を通す。奥行きはこの工程で生まれます。
向いているシリーズ:フレアライン/ディッシュ
盛り付けたあとの最後のひとふり。香りが最も立つ瞬間です。辛味もここで足すのが正解。
向いているシリーズ:ホットスパイス/ディッシュ
スパイスカレーのスパイスパックは、「カレーの素」ではありません。ホールのスタータースパイスと、調香済みのパウダースパイス。この二袋は香りの設計図で、行き先はあなたが決められます。私たちはこれまでに100品のレシピを書いてきました——およそ半分は、カレーではない料理です。
登場する商品
ホール1袋を油で香らせ、パウダー1袋で仕上げる。0.01g単位の調香は済ませてあります。あなたは玉ねぎと向き合うだけ。
1パックで4人前。友人が集まる夜は2パックで8人前。大人用と子ども用、肉とヴィーガンの2種同時づくりにも。そして、もし一度目が思い通りにならなくても——すぐもう一度つくれます。
パックに唐辛子は配合していません。鍋はひとつ、辛くしたい人は皿の上で。唐辛子の風味はパプリカ——「辛くない唐辛子」——で補ってあります。
同じ二袋から、アジアもアメリカも。スパイスパックが「調味スパイス」であることの証明です。
ほかにも、ナシゴレン、レッドカレー、ポークビンダルー—— 100品のレシピをすべて見る →
黄色いあのお米は、ターメリックパウダー小さじ1を米2合の水に溶いて、いつも通り炊くだけ。合わせるなら、バスマティやジャスミン米などのインディカ米がおすすめです。
ターメリックライスの作り方を読む →12種のスパイスと茶葉のチャイは、レンジで3分でも、鍋でコトコトでも。夜はノンカフェインのベチバーティーへ。一日の時間割に、淹れる動詞を。
登場する商品
マグカップに牛乳150〜180mlとCHAInstant 1個を入れます。
電子レンジ(600W)で約1分30秒。吹きこぼれにご注意を。
よくかき混ぜて完成。お好みで赤糖やはちみつを。
茶葉とスパイスを、牛乳で弱火にコトコト。馬告はホールのまま、煮出しながらレモングラスのような香りを解いていきます。濃さは煮出し時間で描いてください。立ちのぼる湯気まで含めて、一杯です。
二つの淹れ方をくわしく →豆乳やオーツミルクでも美味しく仕上がります。お湯だけなら、すっきりとしたスパイスティーに。同じ一杯の、別の顔です。
CHAInstantはどれも12種スパイスの同じ土台。そこにカカオニブを重ねればCACAONIBS、ターメリックとバニラでGolden、BLUMOGIのよもぎでYomogi。土台を知ると、飲み比べが風景の違いになります。
読む →チャイは紅茶ベースでカフェインを含みます。眠る前のひと息は、ハーブだけのベチバーティーへ。お湯で煮出せば、すうっと透き通る根の香り。夏は淹れてから冷やして、アイスで——原産のインドでは、酷暑を乗り切る一杯として愛飲されてきました。畑は福岡・八女市星野村。生産者の畑で飲んだアイスティーの美味しさが、この提案の原点です。
ハイカカオと9種のスパイス、岩塩。砂糖を加えていないから、甘さはあなたが決める。そして砂糖がないということは——飲み物の外にも、行けるということです。
登場する商品
少量の温かいミルクでペースト状に練ってから、残りを注いで伸ばす。エスプレッソのように濃く仕立てるのが、the cocoaのほろ苦さがいちばん映る淹れ方です。甘くしたい日は、はちみつや赤糖をあとから。
バニラアイスに、トーストのバターの上に、ぱらり。パウダーだから「ふる」こともできます。オールスパイスとナツメグの甘い香りに、バスク産唐辛子のかすかな熱。甘いものが、大人の一皿になります。
チリコンカンやミートソース、ビーフシチューの仕上げに、ひとさじ溶いてみてください。メキシコには唐辛子とカカオを合わせる「モーレ」という伝統があります。そして私たちのスパイスカレー シンフォニーNo.4には、実際にココアが調合されています——コクと、ほどよいとろみの設計。鍋の中でも、理屈は同じです。
No.4の設計を読む →一つのフレーバーで完成させるのが基本形なら、重ねるのは上級の文法。同じレシピが、組み合わせで別の料理になります。
旨みの土台に、仕上げの辛味。響き合うスパイシーな一皿に。
奥行きのある熱と、香りのハーモニー。炒め物・煮込みの定番格上げ。
5つの熱を掛け合わせて、まだ名前のない熱をつくる。MELLOW FIRE×CITRUS EMBERの甘い柑橘の熱など、実験はご自由に。
贈り物になるのは、商品ではなく時間です。淹れる時間を、つくる週末を、ふる毎日を。
このページに載せた知恵は、ぜんぶ読み物から来ています。134本の記事と、100品のレシピ。使いたい食材があるときは、検索窓に食材名を入れてみてください——「大根」でも「牡蠣」でも、その食材のレシピが見つかります。
ふるなら、ディッシュ シンフォニー(¥1,728〜)。淹れるなら、CHAInstant(1杯¥350)。重ねるなら、フレアライン トライアル(5種・¥1,620)。入口は、どの動詞にも用意してあります。
金沢・東山の直営店 Inspice KANAZAWA で、香りを試せます。
楽しい、嬉しい、美味しい毎日を。
自然と、しぜんに。
Inspice