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バタフライピーはなぜ青い?レモンで紫に変わる理由

バタフライピーはなぜ青い?レモンで紫に変わる理由

バタフライピーの青は、アントシアニンという色素の色です。
レモンを落とすと、青は紫に変わります。酸に触れると色素の形が変わるからです。
そしてこの素材は、香りをほとんど持ちません。それでもお茶に入れているのは、色そのものを設計に組み込んでいるからです。

バタフライピーはなぜ青い?レモンで紫に変わる理由

バタフライピーとは

マメ科のチョウマメ。東南アジアで、古くから飲みものや菓子の色づけに使われてきた花です。乾かした花びらを湯に落とすと、数十秒で湯が青くなります。ほかの色を借りずに、これだけの青が出る植物は多くありません。

青の正体はアントシアニン

この青はアントシアニンという色素の色です。ブルーベリー、紫キャベツ、赤しそに入っているものと同じ仲間で、バタフライピーのものは青く出るタイプにあたります。

アントシアニンは、まわりが酸性かどうかで分子の形を変えます。形が変われば、はね返す光の波長も変わる。色が動くのはそのためです。

レモンで紫に変わる理由

中性のお湯では青。レモンを搾って酸を足すと紫へ。さらに酸が強ければ、赤紫からピンクの側に寄っていきます。

紫キャベツを酢に漬けると鮮やかな赤紫になりますよね。あれとまったく同じことが、グラスの中で起きています。台所でそのまま見られる変化です。

氷を入れたグラスに注いでからレモンを搾ると、色が上から順に移っていくのが見えます。味を変えるためというより、目で楽しむための一手です。

バタフライピーはなぜ青い?レモンで紫に変わる理由

香りを持たない素材を、なぜ入れるのか

ベチバーティー シンフォニーNo.1は、3つの素材だけでできています。ベチバー、エキナセア、バタフライピー。このうち香りを担っているのは前の2つです。

つまりバタフライピーは、原材料でありながら香りの設計には参加していません。それでも入れています。ベチバーという根のハーブの静けさを、色で示すためです。

香りを持たないのに設計に参加している素材は、Inspiceにもうひとつあります。チャイの岩塩です。こちらは味覚の側から、甘さと香りの輪郭をつくります。香りだけが香味料の設計ではない、ということです。

素材が3つだと、産地が前に出る

素材を減らすほど、ひとつひとつの質がそのまま出ます。隠れる場所がないからです。

ベチバーは福岡県八女市星野村の自然栽培。バタフライピーとエキナセアは、石川県河北潟のペザン農園。3つで成立させる設計だから、産地を選びます。

淹れ方と、使い切り方

ティーバッグ1個で、1.5Lほど抽出できます。ホットは400〜500ccの熱湯で。使い終えたティーバッグは乾かすか、そのまま継ぎ足して3回ほど使えます。目安は1回目5分、2回目7分、3回目10分。回を重ねるほど長めに置きます。

アイスにするなら、1〜1.5Lの湯を注いで10分ほど置き、冷めてから冷蔵庫へ。カフェインは入っていません。

ほかの素材の香りの成り立ちは、スパイス事典にまとめています。

よくある質問

Q. バタフライピーに味や香りはありますか?
A. ほとんどありません。青い色が主な役割です。ベチバーティーでは、香りはベチバーとエキナセアが担っています。

Q. なぜレモンを入れると紫になるのですか?
A. アントシアニンという色素が、酸性になると分子の形を変えるためです。紫キャベツやしそが酢で色を変えるのと同じ仕組みです。

Q. カフェインは入っていますか?
A. 入っていません。ベチバーティーはノンカフェインです。夜のひと息にも選んでいただけます。

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