SN1で作る「チキンと野菜のクイックスープカレー」

SN1で作る「チキンと野菜のクイックスープカレー」

いつもよりゆっくりできる日に作りたい。大地の優しさがカラダに染み渡るスープカレー。



SPICE CURRY SPICE PACK[スパイスカレー スパイスパック]のシンフォニーナンバー1(SN1)
で作る「チキンと野菜のクイックスープカレー」です。

野菜のエキスをじっくりたっぷり抽出したスープで作るスパイスカレーは、口に含むとその優しさに身体が癒されていきます。特別な調味料は加えず、できるかぎり食材の旨味をありのままに堪能できるレシピを作ってみたいと考えました。

北海道 札幌が発祥と言われる「スープカレー」🍅。いざ本場のスープカレーを自分で作るとなると、時間も手間もかかるちょっと敷居の高い料理という印象です。

日常の生活の中で「あっ食べたい」と思った時に、作って楽しんで、みんなで嬉しくなって、美味しいね!と言い合えるご提案をさせていただきたいのがインスパイス。ですので、このレシピ名に「クイック」という言葉をあえて加えさせていただき、「基本のチキンカレー」などに比べるとそれでも少しだけ時間は必要になるけども、それでも簡単クイックに「スープカレー」をお楽しみいただける一品となっています。

今日はいつもよりゆっくりできる。今日は「チキンと野菜のクイックスープカレー」で、カラダもココロもゆっくりさせよう。そんなシーンを思い描いて🌽

    それでは、レシピにいってみましょう!
     

    材料(4人前)

    • SN1/スタータースパイス(ホール状の袋):1袋
    • SN1/パウダースパイス(パウダー状の袋):1袋
    • 生トマト:2個
    • 玉ねぎ:1個
    • ピーマン:2個
    • さつまいも:200g程度
    • にんじん:1個
    • ニンニク(すりおろし):小さじ2 (1〜2片)
    • 生姜(すりおろし):大さじ1
    • 砂糖:小さじ2
    • 塩:小さじ1
    • 油:大さじ3(お好みのオイルをご使用ください。本レシピでのオススメは「オリーブオイル」です)
    • 水:500ml

     このレシピでは、上記の野菜品目と分量になっていますが、お好きな野菜と分量で自由に作っていただくことが、野菜スープカレーの醍醐味だと思います。「さつまいも」は、このレシピを書いている今が秋で旬だから。じゃがいもでももちろんOKです。旬な野菜を自由に組み合わせて楽しみましょう♪

     

    下準備

     💡「スープカレー」作りのポイントは、野菜をカットした際に出る、皮やヘタ部分など、普段は捨ててしまうクズ野菜を使って出汁をとり、野菜スープを作ることです。なので、野菜を下準備した際に出てくるクズ野菜は必ず捨てないでください。特に、玉ねぎの茶色い皮をうっかり捨ててしまわないように。スープに良い出汁が出ますし、「ケルセチン」というポリフェノールの一種も豊富に含まれ栄養満点です。

    • 「ニンニク、生姜」の順番に擦りおろしておく

    • 「玉ねぎ」をカット(基本のチキンカレーでは、半分に切ったものをもう半分にカットし、スライス。)




    • 「鶏もも肉」を一口大ほどの大きさに切り分ける。

    • その他の野菜も、必要であれば皮を剥き、食べやすいお好みのサイズに切り分けておく。(クズ野菜はとっておく)


    • さつまいも(じゃがいも)やにんじんなど、火が通りにくい食材はラップで包み、レンジで3分(600w設定)ほど加熱しておくと、時短になります。

    • スタータースパイス(ホール状の袋)の「カルダモン」をハサミか包丁で縦半分に割っておくと華やかな香りがUPします

    野菜スープの作り方

    スパイスカレーを作り始める前に、野菜スープ作りに着手しましょう。15分程度煮込む時間があるので、煮込んでいる間にスパイスカレー作りを進めるとスムーズです。

    1. 水500ml以上入る鍋を用意し、中火でクズ野菜を炒める。(油などは加えずに素焼きしてください。


    2. 野菜を少しだけ焦がすようなイメージで、下記のような状態まで炒める。


    3. 鍋に500mlの水を加え、ひと煮立ちしたら、弱火にし、そこから15分ほど煮詰める。


    4. ボウルとザルで濾して、スープのみを抽出する。


    5. 以上で、完成です。今回の場合は、およそ300mlのスープとなりました。それよりも、少なくなってしまった場合は水を足してください。


    手順

    ここからは「基本のチキンスパイスカレー」とほぼ同じ手順です。

    1. 鍋に「油:大さじ3」を入れて弱火にかけ、油が温まってきたら「スタータースパイス(ホール状の袋)」を投入する。



    2. マスタードシード(黒色の粒)」からパチパチと音が聞こえてきたら、擦りおろした「にんにく」を加え、スパイスと混ぜわせるながら、30秒ほど炒める。



    3. 「玉ねぎ」を加えてスパイスとしっかり混ぜ合わせた後、強火にし、アメ色になるまでしっかりと加熱する。



       玉ねぎの加熱具合で仕上がりの味わいが大きく変化します。「水っぽくなった」「トマトの酸味が強いように感じる」「コクが物足りない」という仕上がりになってしまう最大の原因は「玉ねぎがアメ色になる前に、つぎの工程に進んでしまうことです。この「基本のチキンカレー」では12分~15分程度は必ず加熱し、アメ色玉ねぎになるまでしっかりと炒めてください。

      ポイントは

      • 中〜強火を維持すること
      • 玉ねぎを均等に鍋に敷き放置→混ぜ合わせる→均等に放置→混ぜ合わせるを繰り返すこと
      • 混ぜわせた際に、鍋底に焦げを感じたら【差し水】をこまめにすること(経験的には、毎回大さじ2程度の水を、平均5回ほど行っています)

      です。差し水をすることで、加熱で生まれる玉ねぎの旨味が全体に行き渡ると共に、焦付きを防止しながらアメ色玉ねぎに仕上げることができます。少々焦げて差し水をしてあげるくらいが逆にちょうど良く旨みを引き出せます。少し時間と手間がかかる工程になりますが、美味しく仕上げるための必須ポイントなので、しっかりと手間をかけてあげてください。



    4. 玉ねぎがアメ色(下記は12分程度加熱した状態)になったら、中火にし「鶏肉」を加える。



    5. 鶏肉に火が通ったことを確認してから、「パウダースパイス」を2/3程度入れ、パウダースパイス自体に火を通すイメージで絡め合わせる。

    6. 中火を維持しながら、具材を端に寄せて「トマト」「塩:小さじ1」「砂糖:小さじ2」を加え、トマトを潰しながら全体を炒める。

    7. ひと煮立ちしたら「野菜スープ」を全量加え、さらに「その他の野菜すべて」も加える。

    8. 再度、ひと煮立ちしたのを確認してから弱火にし鍋に蓋をして20分程度煮込む。

    9. にんじんやじゃがいもなどに串を刺して、スッと刺さるほど柔らかくなったら、残りのパウダースパイスを混ぜ合わせ、さらに弱火のまま5分煮込む。

    10. 最後に味見をして塩加減を調整してください。

    以上で完成です。

    ご飯とは別皿に、スープカレーを盛っていただくスタイルの方が美味しく感じると思います。(カスリメティをお持ちの方は、軽く炙ってふりかけましょう。相性抜群です)


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     INSPICEのスパイスカレー スパイスセットには、一般的に辛味の主成分となる「唐辛子/カイエンペッパー/チリ」は含まれていないので、お好みに調整してお楽しみください。 

     

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